交通事故被害者のための弁護士の選び方

交通事故被害者のための弁護士を選ぶ時のポイント 『医者が選ぶ医者。料理人が選ぶ料理。弁護士が選ぶ弁護士。』

 
もし私自身が交通事故に遭い誰かに弁護を依頼することになった場合、どのように選ぶかな??と思いながら弁護士の選び方を考えました。
 

「丁寧さ・熱心さ・相性」 「ヒアリング能力が高いかチェックしてみる」 「専門的な知識があるか専門用語で質問してみる」 「複数の弁護士に相談し比較する」

 
私ならこのような基準で選びます。
 

弁護士を選ぶことは大切

 被害者の皆さんにとって、交通事故被害は一生を左右しかねない問題です。そして、きちんと被害回復を受けるためになすべきことはたくさんあります(人身事故にあったらすぐ読むページへ)。
交通事故被害回復のためには、後遺障害についての医学的知識事故状況に対する理解(工学・物理学)、事故が起きた原因の洞察(交通心理)など、法律以外の様々な知識・経験が必要とされます。 そして、それらの能力は弁護士によって大きな差がありますし、交通事故被害に取り組む姿勢も様々です。
 弁護士に依頼される際に、専門的知識は十分か、熱心に事件に取り組んでくれるか、説明が丁寧で分りやすいか、相性があうか、信頼できる人物かなどを「見極める」ことはとても大切なことです。

 

複数の弁護士に会う

 「見極める」などと大袈裟なことを書きましたが、方法は簡単です。しっくりくるまで、何人かの弁護士に相談してみることです。
被害者の皆様は、ご自身の問題を誰よりも真剣に見ているはずですから、「適切なアドバイスだな」とか「この人は、全然わかってないな」などと感じることができるでしょう。
一人目の弁護士でしっくりくれば、依頼してもよいでしょう。もしそうでなければ、しっくりくるまで依頼することを「保留」すればよいのです。

 

選ぶのは当然と思っていい

 最初に相談した弁護士に依頼するのが悪いというつもりもありません。ただ、「最初に相談した弁護士に依頼しなければダメなのでは?」と思う必要も全くありません。家を建てる時「一軒目のモデルルームで決めなければ」なんて誰も思っていないのと同じです。 弁護士も選ぶのは当然と思っていいのです。

 

ズバリ聞いてみる

 そうはいっても、そんな時間もないしなかなか選ぶ基準がわからない・・・。 そんなときには、医師や保険会社から言われた難しそうなことをズバリ聞いてみることをお勧めします。
 例えば後遺症でお悩みの場合「MRI上C5/6に所見があると言われた」「脛骨プラトーに骨折があると言われた」「びまん性軸索損傷と言われた」などと、具体的にドクターから指摘されたことを弁護士にたずねてみてください。

 弁護士は、そういった具体的な情報をお聞きして、そこで得られた情報から予測される後遺障害等級を判別し、その上で必要な資料が足りているかを検討し、もし足りていなければ新たに資料を収集・確保します。ですから「C5/6って?」「プラトーってどこだ?」「びまん性軸索損傷って何?」とポカンとしているようでは、きちんとした処理をしてくれるか不安が残ります。
上記例は、被害者の方にとっては「被害に遭って初めて耳にする医学用語」ですから、意味が解らなくても当然のことです。

 しかし、依頼する弁護士がそれを「理解している場合」と「理解していない場合」とでは、結果が大きく違ってくる可能性があります。

 

親しい人に対するアドバイスと全く同じです

 親しい人から、よく「どうやって弁護士を選べばいいの?」と聞かれます。そんな時、「弁護士だったら誰でもいいよ」とは答えていません。
やはり、先にお話したように

「熱心じゃないと不安だよね」
「相性が合わないと後々コミュニケーションが不足してしまうよ」
「困っていることに対する知識がないと困るよね」
「いきなりそんな人に出会うとは限らないから、是非、何人かに相談してみて」
「家を建てるときに、複数のモデルルームを比較して決めるのと同じようなものだよ。家を建てている途中に建築会社を変えるのが難しいように、依頼後に弁護士を変えるのは大変だから、手間はかかっても最初に信頼できる人を探したほうがいいよ」

親しい人にも、こんなアドバイスをしています。
もし弁護士選びに迷われることがあったら、ここに書いてあることも参考にしてみてください。

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